まちなか研究室 
 Y.U.D.C
 
 山口大学宇部まちなか研究室は2012.3.31を持って、一時閉鎖しています。

 まちなか研究室概要
 
山口大学宇部まちなか研究室は、2002年7月に開設されました。

景気低迷、少子高齢化、モータリゼーションの進展等による全国地方都市の構造的諸問題に対して、国、地方自治体は各種の施策を試行的に事業化している段階にある中で、大学等の教育研究機関を地域に抱える自治体では、産官学の連携で共同研究や共同事業、各種イベント等の取り組みも活発化しています。
また、1992年の都市計画法改正以降、市民が主体となった協働型のまちづくりの必要性が広く認知されるようになりました。

しかしながら、協働型まちづくりを進めていく上での手法は多岐にわたり、地域の様々な課題に対しては個別の解決策を模索する必要があります。
その判断には高度に専門的な知識が要求されており、これらのまちづくりを支援するシンクタンクの存在が求められています。

一方で、建築・都市計画学における大学教育では、高度な技術の習得を可能としながらも、それを活用するフィールドを持たずに進められがちであり、現実の課題に対して、論理性を持って対処できる人材の育成が困難でありました。

以上のような背景から、「山口大学まちづくり研究所」では、独立行政法人化において改革が進む国立大学と地域が連携した発展的な共同まちづくりプロジェクトと位置づけ、様々な主体がパートナーシップを結び活動するまちづくりの現場において、地元自治体、市民組織、地域住民と協働して、地域に根差したより実践的なまちづくりの教育、研究活動をおこなうことで宇部市中心市街地を含む市域全体の活力の向上と大学の魅力度向上を目的としています。



 

〒755-8611 山口県宇部市常盤台2-16-1 山口大学工学部本館2階209号